2008年>>
問題34 不動産の価格の特徴
個別分析に関する次のイからホまでの記述のうち、主たる判断根拠として述べられた理由との組合せにおいて誤った判断であるものはいくつあるか。
イ | 北側において幅員4mの市道、東側において幅員3mの私道に面する住宅地について、東側私道は道路後退を要するものだったので、角地としての効用は認めなかった。 |
ロ | 対象不動産である農家集落地域内の住宅地について、土地の一部が建築基準法第42条第2項に該当する私道として利用されているため、当該部分について減価を行ったが価値なしとはしなかった。 |
ハ | 対象不動産である土地の上空に電力会社による特別高圧架空電線が存在している場合において、地役権等の所有権を制限する権利の登記がなかったので、利用制限の面からは特段の減価を行わなかった。 |
ニ | 対象不動産である山村奥地林地について、接面する公道がない不整形な土地であり、かつ近隣地域内の他の画地もほとんどが不整形であるため、形状による減価は必要ないと判断した。 |
ホ | 譲渡を受けた工場の敷地内にキュービクルが存在し、トランスやコンデンサーが残置されていた場合について、製造番号等からポリ塩化ビフェニル(PCB)が含有されていることがわかったが、すでに廃棄物として届出がなされていたので、廃棄物置場の確保に起因する費用や措置に伴う費用の観点から減価を行った。 |
<選択肢>
(1) | 1つ |
(2) | 2つ |
(3) | 3つ |
(4) | 4つ |
(5) | 誤っているものはない |