2010年>>
問題28 不動産の価格の特徴
土地収用法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) | 収用し、又は使用する土地に物件があるときに、起業者又は物件の所有者は、移転料の補償に代えて、起業者が当該物件を移転することを収用委員会に要求することができる。その要求が相当であると認めるときは、収用委員会は、明渡裁決において移転の代行による損失の補償の裁決をすることができる。 |
(2) | 同一の土地所有者に属する一回の土地の一部を収用し、又は使用する場合において、当該土地を収用し、又は使用する事業の施行によって残地の価格が増加し、その他残地に利益が生じた場合において、起業者は、補償金等の算定に際し、その利益を収用又は使用によって生ずる損失と相殺することができる。 |
(3) | 事業の認定の告示から20年以内に、事業の廃止、変更その他の事由によって起業者の収用した土地の全部又は一部が不用になったときは、権利取得裁決において定められた権利取得の時期に土地所有者で、あった者は、起業者が不用となった部分の土地又は事業の用に供しなかった土地及びその土地に関する所有権以外の権利に刻して支払った補償金に相当する金額又は譲渡及び引渡しがされた替地を起業者に提供して、その土地を買い受けることができる。 |
(4) | 起業者、土地所有者及び関係人が土地収用法又は土地収用法に基づく命令に規定する手続その他の行為をし、又は義務を履行するために要する費用は、起業者が負担しなければならない。 |
(5) | 収用委員会の裁決に不服がある者は、その収用委員会を所轄する都道府県知事に対して、審査請求をすることができる。 |