問題40(解説) 不動産の価格の特徴

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問題40(解説) 不動産の価格の特徴

正解:3

有期還元法とは、不動産が敷地と建物等との結合により構成されている場合において、その収益価格を、不動産賃貸又は賃貸以外の事業の用に供する不動産経営に基づく償却前の純収益に割引率と有限の収益期間とを基礎とした複利年金現価率を乗じて求める方法であり、基本的に次の式により表される。

P:建物等及びその敷地の収益価格
a:建物等及びその敷地の償却前の純収益
Y:割引率
N:収益期間(収益が得られると予測する期間であり、ここでは建物等の経済的残存耐用年数と一致する場合を指す。)

:複利年金現価率
(総論7章 留意事項)

以上の式から、以下のとおり求めることができる。
・償却前の純収益
総収入:18,000千円(支払家賃(年額))
総費用:6,600千円(支払地代)+500千円(建物の公租公課+900千円(その他の費用項目等)=8,000千円
純収益:18,000千円-8,000千円=10,000千円

・収益価格
純収益10,000千円×10年間の複利年金現価率6.71=67,100千円

なお、事業用定期借地権であり、借地期間満了時には建物を取り壊して土地を返還する必要があるが、取壊費用は本問では考慮外とされている。問題へ戻る

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