2010年>>
問題37 不動産の価格の特徴
建物及びその敷地の継続賃料の鑑定評価を下記のケースについて行う場合の鑑定評価額として正しいものはどれか。ただし、鑑定評価の手法として、利回り法とスライド法を併用してそれぞれ試算賃料を求め、利回り法による試算賃料に対し70%、スライド法による試算賃料に対し30%の比率により加重平均することによって試算賃料の調整を行い鑑定評価額を決定するものとする。なお、鑑定評価額は、月額実質賃料を求めるものとする。
- 現行賃料を定めた時点における基礎価格:10億円
- 価格時点における基礎価格:8億円
- 現行賃料を定めた時点及び価格時点における実際実質賃料(月額):500万円
- 現行賃料を定めた時点における必要諸経費等(年額):1,000万円
- 価格時点における必要諸経費等(年額):800万円
- 期待利回り4.0%
- 継続賃料利回り:5.0%
- 変動率(現行賃料を定めた時点から価格時点までの間における経済情勢等の変化に即応する変動分):△8.0%
- 現行賃料を定めた時点における実際実質賃料に即応する適切な変動率:△10.0%
<選択肢>
(1) | 115万円 |
(2) | 120万円 |
(3) | 110万円 |
(4) | 160万円 |
(5) | 185万円 |