2010年>>
問題34 不動産の価格の特徴
証券化対象不動産の鑑定評価におけるDCF法の適用に関する次のイからニまでの記述のうち、誤っているものをすべて掲げた組み合わせはどれか。
イ | 運営収益は、貸室賃料収入、共益費収入、水道光熱費収入、駐車場収入及びその他収入の合計を求め、これから空室等損失及び貸倒れ損失を控除して求める。 |
ロ | 運営収益のうち水道光熱費収入と、運営費用のうち水道光熱費は、通常、ほぼ等しくなる。 |
ハ | 対象建物に法定耐用年数(税法上の減価償却資産の耐用年数)を超えて使われている設備があるときは、第1期の資本的支出として、その設備の更新費用を計上しなければならない。 |
ニ | 近隣地域が中長期的に衰退傾向にあること、PML値(地震による損失リスクの大きさを示す値)が高いこと及び現行賃料が正常賃料と比較して低いことは、すべて割引率や最終還元利回りを高める方向に作用する。 |
<選択肢>
(1) | イとロ |
(2) | イとハ |
(3) | ロとニ |
(4) | ロとハとニ |
(5) | すべて誤っている |