2010年>>
問題32 不動産の価格の特徴
証券化対象不動産の鑑定評価に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ | 証券化対象不動産の鑑定評価は、不動産鑑定評価基準各論第3章の定めるところに従って行わなければならず、また、鑑定評価報告書にその旨を記載しなければならない。 |
ロ | エンジニアリング・レポートの提出がない場合には、当該証券化対象不動産の鑑定評価を行ってはならない。 |
ハ | 鑑定評価報告書には、DCF法で査定した収益価格(直接還元法による検証を含む。)と原価法及び取引事例比較法等で求めた試算価格との関連について明確にしつつ、鑑定評価額を決定した理由について記載しなければならない。 |
ニ | 証券化対象不動産以外の不動産の鑑定評価を行う場合にあっても、投資用の賃貸大型不動産の鑑定評価を行う場合その他の投資家及び購入者等の保護の観点から必要と認められる場合には、不動産鑑定評価基準各論第3章の定めに準じて、鑑定評価を行うよう努めなければならない。 |
ホ | 複数の不動産鑑定士が共同して複数の証券化対象不動産の鑑定評価を行う場合にあっては、DCF法の適用において活用する最終還元利回り、割引率、収益及び費用の将来予測等について、対象不動産相互間の論理的な整合性を図ることまでは求められていない。 |
<選択肢>
(1) | 1つ |
(2) | 2つ |
(3) | 3つ |
(4) | 4つ |
(5) | すべて正しい |