2010年>>
問題27 不動産の価格の特徴
借地権に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ | 借地権の取引慣行の成熟の程度の低い地域における借地権の鑑定評価額は、土地残余法による収益価格を標準とし、当該借地権の設定契約に基づく賃料差額を還元して得た価格及び当該借地権の存する土地に係る更地又は建付地としての価格から底地価格を控除して得た価格を比較考量して決定するものとする。 |
ロ | 建物の所有を目的としない土地の賃借権は、不動産鑑定評価基準における借地権に当たらない。 |
ハ | 借地権が単独で取引の対象となることはないが建物の取引に随伴して取引の対象となっている郁市又は地域における借地権の鑑定評価に当たっては、独立鑑定評価として取り扱うべきである。 |
ニ | 借地人から賃貸人へ支払われる一時金が借地権価格を構成するか否かは、その名称の如何を問わず、一時金の性格、社会的慣行等を考察して個別に判定することが必要である。 |
ホ | 土地残余法を適用する場合における総費用には、建物に係る公租公課は計上しない。 |
<選択肢>
(1) | 1つ |
(2) | 2つ |
(3) | 3つ |
(4) | 4つ |
(5) | 正しいものはない |