問題1(解説) 不動産の価格の特徴

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問題1(解説) 不動産の価格の特徴

正解:4

イ:誤り不動産の価格と賃料との間には、いわゆる元本と果実との間に認められる相関関係が認められる(総論1章)。この相関関係は、価格を求める鑑定評価手法の収益還元法、賃料を求める鑑定評価手法の積算法及び利回り法の成立恨拠となっているが収益分析法の成立根拠ではない。収益分析法は、一般の企業経営に基づく総収益を分析して対象不動産が一定期間に生み出すであろうと期待される純収益(減価償却後のものとし、これを収益純賃料という。)を求め、これに必要諸経費等を加算して対象不動産の試算賃料を求める手法である(総論7章)。
ロ:誤り二つ以上の権利利益が同ーの不動産の上に存する場合には、それぞれの権利利益について、その価格が形成され得る(総論1章)。自用の建物及びその敷地の正常価格と貸家及びその敷地の正常価格とに格差が生じている場合、市場価値が生じ借家権価格が生じている場合もあるが、必ず生じているわけではない。
ハ:誤り記載された事項以外の価格形成要因、例えば物価といった一般的要因が変化すれば価格が変化することはある。
ニ:正しい本肢の通りホ:誤り不動産の現実の取引価格等は、取引等の必要に応じて個別的に形成されるのが通常であり、しかもそれは個別的な事情に左右されがちのものである(総論1章)。しかし、比準価格の精度が、一般に、収益価格の精度と比較して劣ることが多いわけではない。
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