2009年>>
問題32 不動産の価格の特徴
継続賃料に関する次のイからホまでの記述のうち、誤っているものをすべて掲げた組み合わせはどれか。
イ | 継続賃料を求める鑑定評価の手法としては、差額配分法、利回り法、スライド法及び賃貸事例比較法がある。 |
ロ | 宅地の継続賃料を求める際には、底地に対する利回りの推移、動向を総合的に勘案しなければならないが、これは近隣地域及び同一需給圏内の類似地域等における対象不動産と類似の不動産の底地価格に対する適正な利回りを把握することによって、当該宅地の賃貸人に帰属する適正な賃料を算定する際の期待利回りを求めることができるからである。 |
ハ | 非堅固の建物所有を目的とする借地権を堅固の建物所有を目的とする借地権に変更することに伴って地代を改定する場合、これに伴う地上建物の経済価値の増分のうち適切な部分に即応する賃料を、継続中の宅地の賃貸借等の契約に基づく実際支払賃料を改定する場合を想定した場合における賃料に加算して決定する。 |
ニ | 住宅用の建物を建築することを目的とした借地契約を、店舗兼住宅用の建物を建築することを目的とした借地契約に変更することに伴って地代を改定する場合、条件変更承諾料が支払われるときはこの額を総合的に勘案する必要がある。 |
ホ | 家賃の継続賃料の鑑定評価に当たっては、土地の公租公課の推移、動向はほとんど影響がない。 |
<選択肢>
(1) | イとハ |
(2) | ロとハ |
(3) | ロとニ |
(4) | ハとホ |
(5) | ニとホ |