2009年>>
問題10 不動産の価格の特徴
地域分析及び同一需給圏に関する次のイからニまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ | 近隣地域の地域要因についてその変化の過程における推移、動向を時系列的に分析するとともに、近隣地域の周辺の他の地域の地域要因の推移、動向及びそれらの近隣地域への波及の程度等について分析することが必要である。 |
ロ | 近隣地域又は同一需給圏内の類似地域において適切な事例がなく必要やむを得ない場合には、事例の収集の範囲として近隣地域の周辺の地域を加えることができることとしているが、この場合における近隣地域の周辺の地域は同一需給圏内に含まれないこととなる。 |
ハ | 地域分析において把握した対象不動産に係る市場の特性については、近隣地域における標準的使用の判定に反映させるとともに鑑定評価の手法の適用、試算価格又は試算賃料の調整等における各種の判断においても反映すべきである。 |
ニ | 近隣地域の特性は、通常、その地域に属する不動産の一般的な標準的使用に具体的に現れるが、この標準的使用は、利用形態からみた地域相互間の相対的位置関係及び価格形成を明らかにする手掛りとなるとともに、その地域に属する不動産のそれぞれについての最有効使用を判定する有力な標準となるものである。 |
<選択肢>
(1) | 1つ |
(2) | 2つ |
(3) | 3つ |
(4) | すべて正しい |
(5) | 正しいものはない |