2008年>>
問題36 不動産の価格の特徴
事情補正及び時点修正に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ | 取引事例等に係る取引等が、正常価格の前提となる現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる諸条件を欠くに至らしめる事情を有しているときには、当該取引には特殊な事情を含んでいるということができる。 |
ロ | 土地の取引において、その取引価格の中に売買代金の割賦払いによる金利相当額等の土地の対価以外のものが含まれていたときは、当該取引は事情補正を要する特殊な事情を含んだ取引に該当する。 |
ハ | 取引事例比較法における時点修正率は、評価対象不動産の存する用途的地域における土地又は建物の価格の変動率を求め、これにより取引価格を修正することとなる。 |
ニ | 建物及びその敷地の正常賃料を求めるため、賃貸事例比較法を適用する場合において、価格時点が採用する賃貸事例の契約期間内である場合には時点修正を行う必要はない。 |
ホ | 建物及びその敷地について取引事例比較法を適用する場合においても、取引事例に係る取引の時点が価格時点と異なることにより、その間に価格水準の変動があると認められるときは、時点修正を行う必要がある。 |
<選択肢>
(1) | 1つ |
(2) | 2つ |
(3) | 3つ |
(4) | 4つ |
(5) | すべて正しい |