問題35(解説) 不動産の価格の特徴

2008年>>

問題35(解説) 不動産の価格の特徴

正解:3

底地の価格は、借地権の付着している宅地について、借地権の価格との相互関連において賃貸人に帰属する経済的利益を貨幣額で表示したものである。
賃貸人に帰属する経済的利益とは、当該宅地の実際支払賃料から諸経費等を控除した部分の賃貸借等の期間に対応する経済的利益及びその期間の満了等によって復帰する経済的利益の現在価値をいう(各論1章)。

底地の収益価格は、実際支払賃料に基づく純収益等の現在価値の総和を求めること(各論1章)に試算するので、本問では、下記の通り求めることとなる。

①実際支払賃料に基づく純収益の現在価値
{実際支払地代(年額)-土地の公租公課(年額)}÷底地の還元利回り
=(1,800万円-600万円)÷5.0%=24,000万円

②将来見込まれる一時金の現在価値
増改築等承諾料×複利現価率
=2,400万円×0.9000=2,160万円

③期間の満了等によって復帰する経済的利益の現在価値
なし

④底地の収益価格
①+②+③=26,160万円
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