問題11(解説) 不動産の価格の特徴

2008年>>

問題11(解説) 不動産の価格の特徴

正解:5

イ:誤り自用の建物及びその敷地の鑑定評価額は、積算価格、比準価格及び収益価格を関連づけて決定するものとする(各論1章)。
ロ:誤り建物及びその敷地の最有効使用の判定に当たっては、現実の建物の用途等が更地としての最有効使用に一致していない場合には、更地としての最有効使用を実現するために要する費用等を勘案する必要があるため、建物及びその敷地と更地の最有効使用の内容が必ずしも一致するものではないこと(総論6章)に留意する必要がある。
本肢の場合に、例えば更地の最有効使用が高層共同住宅地であっても、取り壊し費用が高額である場合には、自用の建物及びその敷地の最有効使用は現状どおり高層事務所となる。
ハ:誤り建物を取り壊すことが最有効使用と認められる場合における自用の建物及びその敷地の鑑定評価額は、建物の解体による発生材料の価格から取壊し、除去、運搬等に必要な経費を控除した額を、当該敷地の最有効使用に基づく価格に加減して決定する(各論1章)ものである。必要な経費は加算するのではなく、減算する必要がある。
ニ:誤り自用の建物及びその敷地とは、建物所有者とその敷地の所有者とが同一人であり、その所有者による使用収益を制約する権利の付着していない場合における当該建物及びその敷地をいう(総論2章)。
ホ:誤り自用の建物及びその敷地は現に賃貸されていないため、収益価格は賃貸を想定して求めることとなり、正常実質賃料に基づく純収益等の現在価値の総和を求めることにより試算することとなる。
なお、貸家及びその敷地の収益価格は、現状の賃貸借契約等を前提とするため、実際実質賃料に基づく純収益等の現在価値の総和(各論1章)を求めることにより試算する。
問題へ戻る

問題10へ問題12へ