2008年>>
問題7 不動産の価格の特徴
開発法に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ | 開発法を適用する際、地域分析及び個別分析に基づいて、対象不動産にマンション等を建築し、一体として利用することが合理的と判断される場合と、標準的な宅地規模に区画割りし、分割して利用をすることが合理的と認められる場合がある。 |
ロ | 開発法によって求める価格は、マンション等又は細区分した宅地の販売総額を価格時点に割り戻した額から建物の建築費及び発注者が直接負担すべき通常の付帯費用又は土地の造成費及び発注者が直接負担すべき通常の付帯費用を価格時点に割り戻した額をそれぞれ控除して求めるものとする。 |
ハ | マンションとして一体利用をすることが対象不動産の最有効使用であると判断した場合、開発法を適用して求めた価格は想定要因が多いので、更地の鑑定評価額を求めるに当たって、比較考量するものとされている。 |
ニ | マンション等の敷地は一般に法令上許容される容積の如何によって土地価格が異なるので、敷地の形状、建築基準法等に適合した建物の概略設計等に関する開発計画を想定し、これに応じた事業実施計画を策定することが必要である。 |
ホ | 市街化区域かつ宅地地域に存するものの、現に耕作の用に供されている土地の鑑定評価に当たっては、開発法を適用することはない。 |
<選択肢>
(1) | 1つ |
(2) | 2つ |
(3) | 3つ |
(4) | 4つ |
(5) | すべて正しい |