問題5(解説) 不動産の価格の特徴

2008年>>

問題5(解説) 不動産の価格の特徴

正解:5

イ:誤り現実に成立した取引事例等には、不動産市場の特性、取引等における当事者双方の能力の多様性と特別の動機により売り急ぎ、買い進み等の特殊な事情が存在する場合もあるので、取引事例等がどのような条件の下で成立したものであるかを資料の分析に当たり十分に調査しなければならない(総論7章)。
ロ:誤り原価法において、再調達原価を求める方法のうち間接法は、近隣地域若しくは同一需給圏内の類似地域等に存する対象不動産と類似の不動産又は同一需給圏内の代替競争不動産から間接的に対象不動産の再調達原価を求める方法(総論7章)であり、この方法を用いる場合には、本肢の不動産は建設事例として適切である。
ハ:誤り取引事例等に係る取引等が特殊な事情を含み、これが当該取引事例等に係る価格等に影響を及ぼしているときは適切に補正しなければならない(総論7章)のであり、収益事例が特殊な事情を含むものであっても、適切に事情補正を行える場合は鑑定評価に利用することができる。
ニ:誤り直接還元法の適用にあたっては、対象不動産の純収益を近隣地域又は同一需給圏内の類似地域等に存する対象不動産と類似の不動産若しくは同一需給圏内の代替競争不動産の純収益によって間接的に求める場合には、それぞれの地域要因の比較及び個別的要因の比較を行い、当該純収益について適切に補正すること(総論7章)とされており、本肢の場合、収益還元法の適用に当たって収益事例としては用いることもあり得る。
ホ:誤り特殊な事情とは、正常価格を求める場合には、正常価格の前提となる現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる諸条件を欠くに至らしめる事情のことである(総論7章)。
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