2007年>>
問題26 不動産の価格の特徴
借家権の鑑定評価に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
イ | 飲食店舗等の営業用の建物についての借家権の譲渡においては、譲渡人が有する営業上の諸利益も併せて譲渡されることが多く、この場合の譲渡対価には、借家権の対価だけではなく、営業権(いわゆるのれん代)の対価、譲渡人が付加した造作等も含まれていることがある。 |
ロ | 借家権の鑑定評価は、貸家及びその敷地の鑑定評価額の内訳として借家権についての部分鑑定評価を行うものである。 |
ハ | 借家権の価格といわれているものには、賃貸人から建物の明渡しの要求を受け、借家人が不随意の立退きに伴い事実上喪失することとなる経済的利益等、賃貸人との関係において個別的な形をとって具体に現れるものがある。 |
ニ | 借家権とは、借地借家法(廃止前の借家法を含む。)が適用される営業用の建物の賃借権をいう。 |
ホ | 借家権の取引慣行がある場合における借家権の鑑定評価額は、自用の建物及びその敷地の価格から貸家及びその敷地の価格を控除し、所要の調整を行って得た価格を標準として決定する。 |
<選択肢>
(1) | 正しいものはない |
(2) | 1つ |
(3) | 2つ |
(4) | 3つ |
(5) | 4つ |