問題11(解説) 不動産の価格の特徴

2007年>>

問題11(解説) 不動産の価格の特徴

正解:2

イ:誤り借地権の鑑定評価においては、建物の残存耐用年数は総合的に勘案すべき事項(各論1章)の一つであり、借地権の借地残存期間が長い場合にも、建物の残存耐用年数を考慮する必要がある。
ロ:正しい本肢の通りハ:誤り宅地の賃貸借契約等に関連して、借地人から賃貸人へ支払われる一時金には、一般に、
①預り金的性格を有し、通常、保証金と呼ばれているもの
②賃料の前払的性格を有し、又は借地権の設定の対価とみなされ、通常、権利金と呼ばれているもの
③その他借地権の譲渡等の承諾を得るための一時金
に分類することができる。
これらの一時金が借地権価格を構成するか否かはその名称の如何を問わず、一時金の性格、社会的慣行等を考察して個別に判定することが必要である(各論1章留意事項)ため、名義書替料等が、借地権の価格を形成する要素になるとは限らない。
ニ:誤り借地権の取引慣行の成熟の程度の低い地域における借地権の鑑定評価額は、土地残余法による収益価格を標準とし、当該借地権の設定契約に基づく賃料差額のうち取引の対象となっている部分を還元して得た価格及び当該借地権の存する土地に係る更地又は建付地としての価格から底地価格を控除して得た価格を比較考量して決定するものとする(各論1章)。
ホ:誤り借地権割合は、地域の標準的な態様の借地権価格の更地に対する割合から、地域の標準的な借地権割合を把握し、これに、対象不動産の借地契約の内容、契約締結の経緯、経過した借地期間等の借地権の個別性を考慮して適正に修正して求めるものであり、路線価図に記載されている借地権割合を採用するものではない。
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