2007年>>
問題8 不動産の価格の特徴
個別的要因に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) | 建設資材としてのアスベストの使用の有無についての判断材料として、建物の建築の年次は重要なものの一つである。 |
(2) | 基準階面積、階高、床荷重、情報通信対応設備の状況、空調設備の状況、電気容量等は、建物の設計、設備等の機能性を示すもので、収益還元法における還元利回りの査定においても勘案すべきものである。 |
(3) | 屋根、外壁、床、内装、電気設備、給排水設備、衛生設備等に関する破損・老朽化等の状況及び保全の状態は、原価法における建物の減価修正や収益還元法における費用査定等に影響を与える。 |
(4) | 建物と敷地の規模との対応関係は、対象不動産の最有効使用の判断に影響を与える。 |
(5) | 貸室の稼動状態を示すものとしての空室率は、価格時点現在の空室率を確認すれば足りる。 |