2006年>>
問題23 不動産の価格の特徴
鑑定評価の手法の特徴について説明した次のイからホまでの記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
イ | 直接還元法は、連続する複数の期間に発生する純収益及び復帰価格を予測しそれらを明示することから、収益価格を求める過程について説明性に優れたものである。 |
ロ | 原価法は、対象不動産が建物又は建物及びその敷地である場合において、再調達原価の把握及び減価修正を適切に行うことができるときに有効であり、対象不動産が土地のみである場合においても、再調達原価を適切に求めることができるときはこの手法を適用することができる。 |
ハ | 収益還元法は、文化財の指定を受けた建造物等の一般的に市場性を有しない不動産以外のものにはすべて適用すべきものであり、自用の住宅地といえども賃貸を想定することにより適用されるものである。 |
ニ | 積算法は、対象不動産の実際実質賃料、期待利回り及び必要諸経費等の把握を的確に行い得る場合に有効である。 |
ホ | 賃貸事例比較法は、近隣地域又は同一需給圏内の類似地域等において対象不動産と類似の不動産の賃貸借等が行われている場合又は同一需給圏内の代替競争不動産の賃貸借等が行われている場合に有効である。 |
<選択肢>
(1) | 誤っているものはない |
(2) | 1つ |
(3) | 2つ |
(4) | 3つ |
(5) | 4つ |