正常価格の条件

<留意事項>

3.鑑定評価によって求める価格の確定について

(1)正常価格について現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる条件について

  • ① 買主が通常の資金調達能力を有していることについて通常の資金調達能力とは、買主が対象不動産の取得に当たって、市場における標準的な借入条件(借入比率、金利、借入期間等)の下での借り入れと自己資金とによって資金調達を行うことができる能力をいう。
  • ② 対象不動産が相当の期間市場に公開されていることについて相当の期間とは、対象不動産の取得に際し必要となる情報が公開され、需要者層に十分浸透するまでの期間をいう。なお、相当の期間とは、価格時点における不動産市場の需給動向、対象不動産の種類、性格等によって異なることに留意すべきである。

また、公開されていることとは、価格時点において既に市場で公開されていた状況を想定することをいう(価格時点以降売買成立時まで公開されることではないことに留意すべきである。)。

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