2006年>>
問題36 不動産の価格の特徴
所得税法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) | 個人が固定資産の交換の場合の譲渡所得の特例の適用を受けて取得した固定資産を譲渡した場合における譲渡所得の金額の計算については、その交換により譲渡した資産の取得価額はその交換により取得した資産に引き継がれるが、その取得時期は引き継がれない。 |
(2) | 個人が相続(限定承認に係るものを除く。)により取得した資産を譲渡した場合における譲渡所得の金額の計算については、その相続の時における価額に相当する金額を譲渡資産の取得費とみなしその相続があった時を譲渡資産の取得の時とみなされる。 |
(3) | 事業を営む個人が、主として自らの保養の目的で所有している別荘について受けた火災による損失の金額(保険金等により補てんされる部分の金額を除く。)は、その損失を受けた日の属する年分の事業所得の金額の計算上、必要経費に算入される。 |
(4) | 個人が譲渡所得の基因となる資産を、個人に対して、その譲渡の時における価額の2分の1に満たない金額で譲渡した場合において、その譲渡により生じた損失の金額については、譲渡所得の金額の計算上、なかったものとみなされる。 |
(5) | 個人が保証債務を履行するために譲渡所得の基因となる資産を譲渡し、その代金をもって債務の弁済を履行した場合において、その譲渡をした翌年にその履行に伴う求債権が行使できないこととなったときは、その行使できないこととなった金額に対応する部分の金額は、その翌年分の譲渡所得の金額の計算上、控除することができる。 |